生年月日1965年6月24日
出身地:徳島県

mayuminをフォローする

冬は必ず春となる!(悪世末法を生きる)

ブログ

こんにちわ!本日も宜しくお願い致します。

五濁とは?

私たちが暮らすこの世界では、地震や洪水、火山の噴火といった自然災害が後を絶ちません。
さらにニュースを見れば、凄惨な事件や事故、不正やいじめの問題など、不安になるような出来事が毎日のように報じられています。

そんな状況の中で「世の中は平和で、安心して暮らせる」と思う人は、ほとんどいないでしょう。

仏教では、末法(まっぽう)の時代になると「五濁(ごじょく)」という濁りによって、人々の心や社会全体が乱れていくと説かれています。
「最近の世の中は、人の心まで濁っているようだ」と感じる人にとっては、この教えは腑に落ちるのではないでしょうか。

そこで今回は、この「五濁」とは何かを学びながら、混乱した社会の中でどうすれば真の幸福を得られるのか、一緒に考えていきたいと思います。

五濁とは?

仏教では、末法(まっぽう)の時代に世の中や人の心を濁らせる5つの要素を「五濁(ごじょく)」と説いています。
それぞれを現代風に言いかえると、次のようになります。

① 劫濁(こうじょく)― 時代そのものの乱れ

戦争や自然災害、社会不安が続き、平和に暮らすことが難しい時代のこと。
現代で言えば、地震や豪雨災害、国際的な紛争や不安定な経済状況などがこれにあたります。

② 見濁(けんじょく)― 誤った考え方の広まり

正しい道を見失い、間違った価値観がはびこること。
「お金や名誉さえあれば幸せだ」といった考えや、偏った思想・極端な意見が社会を乱す様子です。

③ 煩悩濁(ぼんのうじょく)― 欲望や怒りに振り回される心

人々の心が欲や怒り、嫉妬などでいっぱいになり、冷静さを失うこと。
SNSでの誹謗中傷や、自己中心的な行動、他人を妬む気持ちなどもここに含まれます。

④ 衆生濁(しゅじょうじょく)― 人間関係の乱れ

人々の心が荒れ、協力や思いやりよりも争いが多くなること。
いじめや家庭不和、職場での対立、国や民族間の衝突などが表れです。

⑤ 命濁(みょうじょく)― いのちの短さ・弱さ

人の命が短くなったり、健康に生きることが難しくなること。
現代では、過労やストレス、病気の増加、自ら命を絶つ人が後を絶たない状況が重なります。


まとめ

こうして見ていくと、「五濁」は昔の教えにとどまらず、今の世の中にもそのままあてはまることが分かります。
だからこそ、私たちは外の世界に振り回されるだけでなく、自分の心の持ち方を正し、よりよく生きる道を探すことが大切になります。

五濁の世に生きる私たちへ

五濁の時代は、避けることのできない現実です。
戦争や災害、社会の不正や人々の心の乱れ――これらを見れば、確かに世の中は濁っていると感じざるを得ません。

しかし日蓮大聖人は、そんな末法の濁世だからこそ、私たちは南無妙法蓮華経を根本に生き抜くことができると説かれました。
どんなに世の中が乱れていても、御本尊様を信じ、お題目を唱えることで、濁った心を清め、揺るぎない幸福の道を歩むことができます。

そして自分一人が救われるだけではありません。
折伏の実践を通して、一人でも多くの人にこの仏法を伝えることで、その人の心にも光が差し、社会全体が少しずつ変わっていきます。

私たちの時代は、確かに五濁の真っただ中です。
けれども、その中で妙法を弘め、人々を導くことこそが、真の幸せを築く唯一の道なのです。

五濁の世と折伏の実践

五濁の世は、人々の心と社会を濁らせる五つの乱れで満ちています。
では、そんな時代において折伏を実践することには、どのような意味があるのでしょうか。

① 見濁(誤った価値観)への折伏

現代社会には「お金さえあれば幸せになれる」「楽しく過ごせればそれでいい」といった価値観があふれています。
しかし一時的な楽しみはあっても、心の奥の虚しさは埋まりません。
折伏によって正しい仏法を伝えることは、人々が本当の幸せの基準を取り戻すきっかけになります。

② 煩悩濁(欲望や怒り)への折伏

SNSの誹謗中傷や人間関係のトラブル、嫉妬や不満に苦しむ人が多いのも、この煩悩濁の表れです。
お題目を唱える実践を勧めることで、煩悩に振り回される心が次第に落ち着き、自己中心から他者への思いやりへと変わっていきます。

③ 衆生濁(人間関係の乱れ)への折伏

家庭不和、いじめ、対立――人と人とのつながりが弱まっています。
妙法を信じることで、心の根本が調えられ、互いに尊重し合える人間関係が築かれます。
折伏は、その第一歩を伝える実践です。

④ 命濁(いのちの弱さ)への折伏

現代は過労や病気、自死など「いのちが軽んじられる時代」です。
仏法の教えは、いのちそのものが尊く、無限の可能性をもつことを明らかにしています。
折伏は、人々に「いのちの尊さ」と「生き抜く力」を取り戻してもらう実践です。


結び

五濁の時代は、人々が悩みや迷いに沈む時代です。
だからこそ、折伏によって正しい教えを伝えることが、現代人にとってかけがえのない救いになります。

日蓮大聖人様は「折伏こそ慈悲の真実」と示されました。
それは、苦しむ人を放っておかず、真の幸福への道を示す最高の行いだからです。

五濁の世に生きる私たちが折伏を実践することは、ただ相手を救うだけでなく、同時に自分自身の信心を深め、社会全体を少しずつ変えていく力になるのです。ぜひ、一緒に日蓮正宗の信仰をしていきましょう!正しい実践をすれば、必ず良かったって思える日がきます。

本日も読んでくださり、ありがとうございました。少しでも、日蓮正宗のお話を聞かれたい方は、ぜひ、お近くの寺院を検索して、ご住職様にアポを取ってからのご訪問をお願い致します。

注意事項:こちらのブログは、日蓮正宗の見解ではございません。あしからず、ご了承願います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました