私たちのめざすもの
私たち、『日蓮正宗』を信仰する者は、正しい仏法によって自分自身の幸福な境涯を確立するとともに、真の平和社会を築いていくことをめざしています。
仏教では、人間として真実の幸せは成仏するところにあると説いています。成仏とは、死後の成仏のみを願ったり、人間とかけ離れた存在になることではなく、現実生活の中で私たち自身が、仏のような理想的な人格を形成し、安穏な境地にいたることをいううのです。
仏には、法身・般若・解脱という三つの徳が備わっています。この三徳とは、清らかな生命と、物事を正しく判断する知恵、そして悩みや苦しみを克服する自在の境地を言います。私たちも、正法を信仰することによって、自然にこれらの徳を身に備え、いかなる困難をも乗り越え、人生を力強く歩んでいくことができるのです。
末法に出現された御本仏日蓮大聖人は、すべての人々に幸福をもたらすため、『南無妙法蓮華経』という正しい教えを説き明かしました。そして、弟子・信徒に対して、この仏法を世界に広めて、真の平和社会を実現するよう御遺命されたのです。この御遺命の実現を『広宣流布』といいます。
このように、一人ひとりの成仏と広宣流布を目的として、日蓮大聖人の教えを正しく実践していくのが日蓮正宗の信仰です。

日蓮正宗とは
日蓮正宗は、日蓮大聖人が、建長5年(1253)4月28日に、宗旨を建立されたことにはじまります。
釈尊は法華経の中で2千年後の末法という濁悪の時代に、悪業の衆生を救うべき法華経の行者が出現することを預言されています。
宗祖日蓮大聖人は、その予言通りに末法に出現され、二度の配流や命に及ぶ数々の法難を受けながら、一切衆生を救済するため、南無妙法蓮華経を弘められました。そして、弘安二年(1279)10月12日にご一代の教えの究極の法体として、出世の本懐である本門戒壇の大御本尊を顕されたのです。
日蓮大聖人は、ご入滅に際し、第二祖日興上人を後継者として定め、日蓮大聖人のご法魂である本門戒壇の大御本尊をはじめ仏法の一切を譲られました。これを『血脈相乗』といいます。
総本山大石寺は、この血脈相乗を受けられた、第二祖日興上人のよって、正応3年(1290)10月12日に開かれました。これは、日蓮大聖人の『本門の戒壇は富士の地に建立すべし』との御遺命によるものです。
この大石寺を総本山と仰ぐ日蓮正宗には、日興上人以来、代々のご法主上人によって、日蓮大聖人の教えが正しく伝えられてきました。
現在、日蓮大聖人の仏法は、第68世日如上人に厳然と受け継がれています。
日蓮正宗こそ、全世界の民衆に幸福と平和をもたらす唯一の教団であり、その教えを実践する信徒の集まりが法華講なのです。
注意事項:こちらのブログは、日蓮正宗の見解ではございません。あしからず、ご了承願います。法華講員の心得を今回、引用しています。もし、少しでも日蓮正宗のお話を聞かれたい方は、ぜひお近くの日蓮正宗の寺院を検索していただき、ご住職様にアポを取っていただきますよう、宜しくお願い致します。本日も読んでいただき、ありがとうございました。

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